依山傍水の家数間、歩くことも安らかで、座ることも安らかである。
一頭の耕牛が半分傾いた畑を耕し、収穫も天に頼り、荒れ地も天に頼る。
雨が過ぎて天気が涼しくなったら小船に乗り、魚は一方に、酒は一方にある。
道で詩を詠む文人に出会ったら、良いことも少し言葉を交わし、悪いことも少し言葉を交わす。
粗末な衣服でも暖かさは絹や綿に勝る。新しいものでも着ることができ、古いものでも着ることができる。
粗茶淡饭で三食を満たす。朝も香り高く、夜も香り高い。
夜に帰宅して妻と灯りの前で話す。今のことも話し、古いことも話す。
一晩寝て朝まで三杆の日が昇る。神仙ではないが、神仙に勝る!